2012年3月23日金曜日

三国志演義などに登場する呂布や趙雲、周瑜について質問です。 中国製作の映画や...

三国志演義などに登場する呂布や趙雲、周瑜について質問です。



中国製作の映画やドラマ、日本のゲームや漫画などの三国志作品で、
彼等にはヒゲがはえてないことが多いですよね?



昔、三国志関連の本で「当時、ヒゲには力が宿ると考えられていて、宦官以外の男性はヒゲをたくわえていた」と読んだことがあります。



なぜ彼等はヒゲをたくわえていないのでしょうか?

ただ現代のイメージとして定着してしまっているだけなのでしょうか?



ご存知の方、教えて下さると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。







趙雲、周瑜ですが、何故か「美男子」というイメージが普及しています。

呂布も絶世の美女、貂蝉とのラブロマンスを描く以上、ひげもじゃのむくつけき大男(おそらくこちらが実情でしょうが)

では如何せんむさくるしいにもほどがあります。



ですので、テレビの演出上の問題だと思われます。








まあ映像化にあたってのイメージでしょうね。周瑜なんて美男子で通ってますから、現代人の感覚だとヒゲがない方がスッキリ爽やかですよね(笑)。



当時の男性はヒゲを生やしていたのが一般的だと思います。けど実際問題、男性ホルモンは人によって多かったり少なかったりしますから、劉備のようにヒゲ(髯=あごひげ)が薄くて「ヒゲなし」ってバカにされる人もいましたし、宦官でも蹇碩(けん-せき)のように「精力絶倫」って言われる人などはヒゲが生える事もあったようですし。

袁紹が宦官2000人あまりを虐殺した時にはヒゲがなくて(薄くて)宦官と間違われて殺された人もいたようです。



なので、実在の周瑜や趙雲などもヒゲが生えてなかった可能性がないわけじゃありません。



なお、「ヒゲには力が宿ると考えられていた」という話は初耳です(笑)。宦官は精巣を切除する事によってホルモンバランスが崩れてヒゲが生えにくくなるのです。同様の理由で声が高くなるといった特徴なども表れるそうですよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿