三国志の魏の夏候惇の主な功績を教えてくださいな？

三国志の魏の夏候惇の主な功績を教えてくださいな？

まずは旗揚げ当時から曹操と一緒に戦っています。細かい功績はあるのでしょう。

ぼく陽で留守を守っている時は一度呂布を撃退しています。ただ、その後計略に引っかかり捕らえられ人質にされたりしています。この時には国法だからと言う理由で部下の韓浩に見捨てられています（助かりましたが）。

その後呂布討伐に従って目を射抜かれています。陳留・済陰の太守を任されたとき、大干ばつとイナゴの被害にあい、兵を率いて灌漑工事や田植えを自ら行ったりして功績を残しています。その後、孫権討伐に従って、そのまま後総司令官として居巣を守っています。

前線での活躍は呂布討伐前まででその後は守将のため目立ちませんがかなり重要な役を全うしています。

曹操の部屋に入ったり同じ車に乗ったりできるほど信用されていたようです。

評でも旗揚げ当時から曹操を支えた親族として評価されています。

陳寿「魏志 諸夏候曹伝第九」より要約

魏の丞相、曹操につかえた隻眼の将軍、夏候惇（かこうとん）。

彼は曹操の従兄弟でもあり、挙兵当初より部下の一人として彼につき従った猛将ですが・・・

実は、正史でも演義でも夏候惇は特に優れた働きはしてませんね。

そのわりには、曹操から大きな信頼を受けています。

先頭に立って堤防を築いたり、盲夏候と呼ばれるのを嫌っていたのが有名ですね。

また、夏候惇は兵を率いて戦うことにかけては、それほど才能に恵まれていたわけではないけど、曹操に信頼され、民衆や諸将の上に立てたということは、統治能力や、人をまとめ引きつける能力に長けていたんでしょうね。

三国志談より・・

目が負傷する前はそこそこな活躍をしていました。

しかし、戦場で目が負傷してから膨大な戦に参加できなくなりました。

曹操の右腕と言われているのは目が負傷する前のことでしょう。