三国志であなたの好きなエピソードを教えてください。

三国志であなたの好きなエピソードを教えてください。

好きなエピソードは沢山ありますがまず一つは呂布が曹操に捕らえられたエピソードです。

呂布は「俺が騎兵を、貴方が歩兵を率いれば天下など簡単に取れる」と命乞いして劉備が曹操に騙されてはならないと助言した時に呂布が「この大耳野郎が！戟に矢を当てて和睦させた恩を忘れたのか！恩知らずめ！」と罵ったのが好きです。

正史でもその場面は好きで正史の場合は劉備が曹操に処刑する様に助言すると「そいつが1番信用ならないんだぞ！」と言ったそうです。



他には曹操を守るため典イが宛城で武器も持たずに敵を足止めして何十人も敵を倒して死んだという場面は好きです。

これは正史にも書かれている事です。



後は趙雲が赤子の劉禅を救出するために何十万という曹操軍に突っ込み赤子を見つけて赤子を抱きならがら敵を倒して劉禅を救出した場面もキュンとしました。

これもまた正史に書かれている史実です。

正史だけの話ではありませんが、諸葛亮孔明が五丈原で司馬懿仲達と対決し、諸葛亮が死に、司馬懿が攻撃したら蜀軍に乱れがなかったので、司馬懿は騙されておびき寄せられているのかと考え、警戒して近づかなかったら、どこからともなく、「死せる孔明、生ける仲達を走らす」て言われ、司馬懿は悔しがって「私は生きた人間を相手にすることは出来るが、死んだ人間を相手にするのは苦手だ」という場面が個人的に最高に好きです。長文失礼しました。

孫策と太史慈の一騎打ちですね。

孫策軍が劉繇軍を攻めている時に、太史慈が戦場の偵察を行っていると、偶然にも敵大将の孫策と遭遇。これを討ち取る好機と見た太史慈は孫策に一騎打ちを仕掛けます。お互い激しく打ち合い中々、決着がつきません。異変に気づいたお互いの兵が駆けつけてきて引き分けに終わります。



驚くことに『正史』に記述されているエピソードなのが凄いですよね。お互いの武器・防具を奪い合って戦うなんてドラマや映画の世界みたいですよ。

演義の話ですが、蜀滅亡時に姜維が魏の鐘会をだまして手を組み、鄧艾を暗殺してクーデターを起こし、その後、鐘会も殺して蜀再興を図ります。しかし、身の危険を感じた魏の将兵たちが暴動を起こし、計画は失敗します。失敗を悟った姜維は「我が計敗れたり。すなわち天命か！」と叫ぶや否や己の頸を掻き切って自害しました。ちなみに史実では自害すらできずに殺されました。

武辺者だった呂蒙が孫権に諭されて文を極めるところですね